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雷雨のあとに
2011/07/25
長く住んでいるとここが山だということを一時忘れてしまうことがある。
麓と何ら変わりないんだよ・・・と。

しかし、竜王山の後ろからもくもくと白い雲が成長し、やがて真っ黒な空になる。
そして稲光が縦横にはしりまわり、耳の奥が痛くなるような雷鳴が轟く。
しばらくすると、バケツをひっくり返したような雨が。

1時間もすると雷鳴は遠のき、やがて夜明けのように空が明るくなってくる。
森からは渦を巻きながらわんわんと水蒸気が湧き上がっていく。

そして、あっ・・・ここは山だったんだと思い出す。